天然パールは穴が小さい

先日,友人がブラックパールでのステーションネックレスをオーダーしてくれました。
希望のデザインがあるとのことで,写真を送ってもらい,希望や予算を確認してデザインイメージを固めていきました。
ブログやホームページに掲載されている作品のオーダーはお受けしたことがあったのですが,ご依頼者さんのイメージのアクセサリーを作って欲しいというご依頼は初めてだったので,とってもドキドキしながらお作りさせていただきました。

普段使いにしたいけれど,プラスチックパールのような素材はイヤということで,予算的にも淡水パールを使ったものを提案し,お渡ししたところ,「イメージ通りに作ってくれてありがとう」ととても喜んでくれました。
翌日にはネックレスを着けて出かけたよと写真を送ってくれました。
その後もちょこちょこと使ってくれているそうで,周囲からも好評で嬉しいと連絡をくれました(#^.^#)
ご本人から写真の掲載許可は得ております。
最近は色んなハンドメイドアクセサリーでパール素材を使われていることも多いと思います。
その中でもプラスチックパールは穴が比較的しっかり空いているので,アクセサリーに仕上げる時に1本のチェーンをそのまま通してパールを止めれば完成するのですが,淡水パールや真珠では元々空いている穴は小さいのです。
宝石店で販売されているものはパールの穴を広げる加工をしてから商品にしているので1本のチェーンが通るようになっていますが,その加工は一粒いくらで計算されるので,ハンドメイドアクセサリーではかなりの高額になってしまい向いていません。

お店の方に撮影の許可はいただいています。
今回のネックレスでは予算的にも穴の加工が難しかったので,チャーム留めというワイヤーワークでチェーンと連結させることで1本のネックレスを作りました。
ピンワークではなくワイヤーワークにした理由は,しっかりと強度を保つためで,チャーム留めにすることで抜け落ちのリスクがぐんと減ります。本物のパールを使っていて抜け落ちたりしたら悲しいですものね。
アクセサリー作りの基本が身についていると,希望されたデザインにより適した技術の選択肢が見えるようになることを学ばせてもらいました。

私にオーダーしてくださってありがとう!!
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ChopinianaR(ショピニアーナR)