COVID-19の症状頻度と軽症型の症状について
新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言も解除され,生活様式の変化を取り入れた生活が少しずつ取り戻されているように感じます。

新型コロナウイルス感染者数の増加に伴い,様々な新しい症状が明らかにされてきています。
今日はその現状をお伝えすることで,ご自身やご家族などの身近な人をも一緒に守っていただけるといいなと思い,アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の発表を共有したいと思います。
入院時の症状頻度(5月18日現在)
- 1:発熱・悪寒…75.7%
- 2:咳嗽(咳のこと)…75.7%
- 3:息切れ:70.1%
- 4:筋肉痛…31.1%
- 5:下痢…27.6%
- 6:嘔気・嘔吐…24.7%
- 7:頭痛…17.8%
- 8:鼻閉・鼻汁…15.7%
- 9:胸の痛み…13.8%
- 10:咽頭痛…13.1%
- 11:精神錯乱…11.1%
- 12:腹痛…9.8%
- 13:喘鳴…6.0%
- 14:嗅覚低下…3.6%
- 15:味覚低下…3.3%
- 16:血痰…1.7%
- 17:発疹…0.6%
- 18:痙攣…0.5%
- 19:結膜炎…0.5%

国や地域によって,症状にかなり差があるようです。
新型コロナウイルスが騒がれ始めた当初は,悪寒や頭痛,発熱といったよくあるインフルエンザに似た一群の症状でしたが,ここ3か月程の間に,人体の主要な臓器の大半に影響を与える症状のリストへと急速に拡大しています。
新型コロナウイルスで認められるが,他のウイルスではあまり見られない症状として,皮膚発疹を伴う症状があります。
「COVID toes」と言われる「つま先のしもやけ様の症状」は,小児だけでなく,成人でも認められる症状のようです。
つらいかゆみやほてりを引き起こす可能性のあるこの症状は嗅覚の喪失と同様に,軽症型の新型コロナウイルスに関連しています。
結膜炎は国や地域によってかなり違いがありますが,症状が認められた際には即検査の対象とする国が多いのです。

今回はCDCの発表の中から,入院時に認められた症状のうち頻度の高いものから順に紹介しました。
また補足では,目で見てわかりやすい症状を取り上げてみましたので,ご自身の変化に気づかれた時には,ぜひ早期に対応してくださるとうれしいと思います。
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ChopinianaR(ショピニアーナR)